慌ただしい毎日の中で2週間もかけて少しずつ見進めた『ラーヤと龍の王国』という映画。
物凄く泣いたし人生における大事なことを教えてくれました。思えば久しぶりに映画で号泣しました。
何故だろう…今の自分に刺さったのかな。
ネタバレになってしまいそうなので多くは書けないのですが、この映画を見て私は今まで"信じること"を大袈裟に構えていたのかなって思いました。
映画の中で「無理だと思って覚悟が決まらなくても第1歩を踏み出さなくちゃ」という台詞があります。
私にとって"信じること"は相手に自分の手の内をさらけ出すような感覚です。もし裏切られたら自分の深いところが傷つくのではないかと考えてしまう。
ですが、「無理だと思って覚悟が決まらなくても第1歩を踏み出さなくちゃ」という言葉で、そうか、当たり前だけど何事も少しずつで良くて"信じること"も例外ではないのだと思いました。
また、私は"信じること"は自分を開示することだと思っていたのですが"受け入れること"がまず第1にあるのだと気が付きました。
例えば誰かに傷つけられたとしても、その人の素直な気持ちを一旦は受け入れてみる。
自分のことを嫌いになりそうな失敗をしたとしても、とりあえず今の自分を受け入れてみる。
それが信じることの第1歩であり、その後やっばり無理だ…と思ったとしても良いのだと思います。
第1歩を踏み出すことで少しずつ変化はしていくはずですから。
さて、思いがけず良い映画にめぐり逢い、人生の学びを得た時、私は「今日も生きていてよかった」なんて思ってしまうのです。これこそ大袈裟でしょうか。笑
ですがこの感覚は大事にしたいものです。